中国商務省筋「外資の過剰を心配する必要は無い」と表明

         

 ここ数年、中国の外資導入の規模が世界で注目されています。一部の学者は「外資の導入が多すぎると、中国の経済安全を脅かし、これによってもたらされる競争は国内企業にマイナスとなるだろう」と見ています。これに対し、中国商務省外資局の胡景岩局長は「中国の外資導入の過剰を心配する必要は無い」と強調しました。

 胡景岩局長は「中国経済の発展に対して、外資の役割を無視してはならない。外資導入の意義は資金本来の意義よりはるかに大きなものだ。それによって世界の進んだ技術や管理の経験がもたらされたほか、中国の就業の矛盾を緩和させるために積極的な役割を果した。改革開放20年来の実践が立証しているように、中国の企業が市場競争の中で優勝劣敗を実現したものだ」と述べました。

CRI 2004年11月23日