総工費1億元 北京・梅蘭芳大劇院が着工

         

  中国京劇院の呉江院長はこのほど、総工費1億1000万元以上の梅蘭芳大劇院が今年10月に着工したことを正式発表した。

 梅蘭芳大劇院は北京市の西二環路と平安里西大街の交差点の東南角に建設される。延べ床面積1万2000平方メートルで、2006年末に完成オープンの見込み。

 「梅蘭芳(メイ・ランファン、1894―1961)は中国京劇芸術を代表する人であり、中国京劇院の初代院長でもある。このため大劇院の名前に彼の名前を付けることにした」と呉院長は語る。伝統演劇をメーンとした総合劇場として、梅蘭芳大劇院は長安大劇院と共に、伝統芸術を一般に普及させる重任を担う。また同時に北京市内西部に総合劇場が少ない現状を改善する役割もある。

「人民網日本語版」 2004年11月29日