松下エコシステムズ、中国法人2社を統合へ

 

 松下電器(中国)は29日、傘下の広東松下エコシステムズの生産拠点の拡張工事(投資額1億5千万元)が終了したことを発表した。また、工事完了を機に空調関連製品を生産する中国法人を統合する方針を明らかにした。

 松下電器の傘下、松下エコシステムズは、中国法人として100%子会社の広東松下エコシステムズと北京松下精工の2社を持つ。

 広東松下エコシステムズは昨年、拡張工事に着手。工場の面積は2倍に拡大し、同社はすでに新工場区に移転している。今後、北京松下精工を広東松下エコシステムズの北京支社とすることで、中国における空調関連製品の生産システムを一本化していく予定だ。合併計画は今年10月に中国政府の認可を受けており、2005年4月に作業が完了する見通し。

                    「人民網日本語版」 2004年12月1日