パキスタンの首都イスラマバードで開催中のアジア議会平和協会第5回年次総会に出席した全国人民代表大会代表団が1日の会議で、政治、平和と安全、社会と経済、女性と青年など四つのテーマについてそれぞれ中国側の立場を表明した。
代表団団員で、全人代常務委員会の喬暁陽委員が、政治をテーマとする討議に参加して発言し、「アジア諸国は、それぞれ自国の特徴を踏まえ、自国の国情にかなった措置をとってこそ、民主の健全化と人権の保護を促進することができる」と述べた。
また、代表団団員で、同じく全人代常務委員会の李重庵委員は、平和と安全をテーマとした討議に参加して発言し、「中国はテロリズムの被害者であり、また、反テロ闘争への確固とした支持者と参加者でもある。中国の全人代は、各国議会と共に、この地域の平和と安定に積極的に寄与していく」と述べた。
「CRI」より 2004/12/02
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