「国家中長期科学技術発展計画指導小組弁公室」は11月30日、北京で「企業技術革新政策座談会」を召集し、同計画の制定事業に対する企業側の意見を聴取した。座談会では同小組副組長の陳至立国務委員がスピーチをした。
陳国務委員は「自主的な技術革新における企業の役割を高く重視し、中長期科学技術計画では企業主体・産学研連携による技術革新システムを構築し、国家技術革新システムの建設における重要任務のひとつとしなければならない。企業側も主体的役割を発揮し、技術革新を堅持し、コアコンピタンスの強化に努めなければならない」と指摘した。
さらに、「効果的な措置を深く研究・制定し、企業の技術革新のためにさらに良好な環境を創造する必要がある」と述べ、課題として次の4点を挙げた。
(1)企業の自主的な技術革新の奨励を、国家技術革新能力の強化における重要目標のひとつとしなければならない。
(2)企業の技術革新へのサポートを、国家中長期科学技術計画の重点任務のひとつとしなければならない。
(3)政策措置を研究・制定し、企業が研究開発活動への投資を拡大するよう奨励しなければならない。
(4)国や大学の科学研究機関との連携・協力を強化するよう企業を誘導し、自主的な技術革新能力を適切に強化しなければならない。
「人民網日本語版」 2004年12月3日
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