中国軍縮大使、新たな安全保障的理念を確立の必要性を強調

         

 中国の胡小笛軍縮大使は6日、「生物兵器禁止条約」締約国年次会議で発言し、「各国は相互信頼、互恵、平等と協力を核心とした新しい安全保障の理念を確立し、さまざまな脅威とチャレンジに共同で対応すべきだ」と述べた。

 胡小笛大使は、「当面、生物的なテロ脅威が絶えず深まり、伝染病が国境を越えて蔓延しているが、こうした状況の下で。国際社会は『生物兵器条約』を強化する必要性と緊迫性を身にしみて感じている。各国は自国の国情に従って、関連の法律や機構を整備し、監督観測能力と対策を強めるべきである。これに関連する国々、地域と二国間の協力は、伝染病の拡散防止における国際的能力を高める重要なルートだ」と述べた。

 胡小笛大使は、「中国政府は、大衆の生命の安全と健康を守る活動を終始トップにおいており、中国は一連の法律法規を公布、実施して、人間と動植物の伝染病に対応する観測、報告、調査、対策という全面的な保障システムを設置しており、これを絶えず改善している」と述べた。

                          「CRI」より 2004/12/07