内蒙古自治区西部の砂漠の奥地で豊富な水資源を発見

         

 これは今年8月に撮影した写真である。最近、中国、イギリス、オーストラリアの科学者は我が国の内蒙古西部の阿拉善盟域内の巴丹吉林砂漠で調査をおこなった結果、豊富な地下水資源が発見された。巴丹吉林砂漠は世界4大砂漠の一つで、面積は4.7万平方キロ、海抜1200〜1700メートル。この一帯の年間降水量は40ミリグラム以下で、蒸発量は4000ミリグラムを上回る。しかし、砂漠の中には113の湖沼がある。専門家たちの分析の結果、砂漠の西南へ500キロ離れたところにある祁連山の積雪の溶けた水が地層深部の断層を通って砂漠の奥地に流れ込んでいることが分かった。砂漠の地下を流れている水は年間5億立方メートルと予測されている。

                         「チャイナネット」 2004/12/10