中国国家統計局国民経済綜合局の万東華副局長は、「来年、中国経済の持続的高度成長の傾向が変わることはないが、その成長率は今年よりやや低く、約8.5%になる見込みである」と明らかにした。

　万東華副局長は雑誌「半月談」の最新号に文章を載せ、「2004年の中国経済は全体的に見れば、高度成長と高い効率、活性化の枠組みを引き続き保っている。新たな国際経済環境の下で、中国の対外貿易は来年依然として増加傾向を保つが、増加幅は今年より縮小する可能性がある。国内環境の面で、中国のこれまでの効果的なマクロ調整は著しい効果をあげ、各項目の経済比例関係は明らかに改善され、今後の経済の持続的で高度な成長のために良い基礎を築き上げた」と述べた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「CRI」より　2004/12/15