ネットに夢中の青少年の家族との関係は望ましくない

         


 香港で行われたアンケートの結果によると、ネットに夢中になっている青少年たちは両親との関係がしっくりしなくて、ネットに触れる時間を両親から制限された場合、両親との間でゴタゴタ起こる可能性もある。あるコミュニティの従業員は「ネットに夢中になればなるほど、家族との関係がより悪くなっている」と語っている。

 明愛梨木樹青少年総合サービスセンターは香港?湾区の1000人の小学校三年から中学校三年までの生徒に対してアンケート調査を行った。結果からみると、9割の生徒は家でネットに触れ、毎日平均3時間に達し、3時間以上と答えた生徒は約3割を占めている。同センターの監督主任である林強氏は「ネットに触れる時間が絶えず長くなり、より多くの青少年たちがネットに夢中になっている現状を心配している」と語った。

 同アンケート調査によると、両親からネットに触れる時間を制限されると答えた生徒の75%は両親とのコミュニケーションを避け、15%以上の生徒は怒り、さらに両親と喧嘩したこともあると答えた。ネットに触れる時間が長くなればなるほど、家族との関係にマイナスの影響をもたらす可能性が高くなっているので、林強氏は「両親たちは生徒たちにネットの豊かな資源及び電子ツールを利用させ、生徒のネットに触れる時間を注意し、適度の制限を加えなければならない」と語っている。

                           「チャイナネット」 2004/12/17