曽培炎副総理が16日、北京を訪問中のアメリカのエイブラハム・エネルギー長官の一行と会見した際、「中米間のエネルギー協力には広い将来性がある」と述べた。
曽培炎副総理はその際、「中国とアメリカには幅広い共同の利益がある。最近、両国の建設的な協力関係には積極的な進展が見られた。いま、台湾問題は中米関係の安定した発展に影響を及ぼす最大の要素となっており、両国の経済協力と貿易関係に良い環境を提供するため、中国は関連の承諾を確実に遵守することをアメリカに求める」と語った。
曽培炎副総理はまた、「中米間のエネルギー協力は二国間経済協力における重要な内容であり、中米両国はエネルギーにおける対話メカニズムの役割を一層発揮していく必要がある」と強調した。
これに対しエイブラハム・エネルギー長官は、「米中間のエネルギー協力には多くのチャンスがあり、双方がエネルギー分野での対話を強化し、新しい技術とエネルギー分野での協力を展開していくことを希望する」と述べた。
「CRI」より 2004/12/17
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