胡錦涛国家主席は19夜、澳門(マカオ)特別行政区の何厚カ行政長官が主宰した歓迎晩餐会に出席し、「国がよければ、澳門はより素晴らしくなる。中央政府は祖国と澳門の未来には自信に満ちている」と強調した。
胡錦涛主席は、歓迎晩餐会での挨拶で、「澳門の祖国返還5年来の発展は、"一国二制度"の方針は、澳門が持続的に発展し、長期の繁栄と安定を維持する上での根本的保障であることを証明している。澳門の人々は澳門を立派に管理し、立派に建設し、よりよく発展させていく知恵、能力と方法を持っている。中央政府は、"一国二制度"の方針を揺ぎ無く実施してゆき、澳門特別行政区政府が経済を発展させ、住民の生活レベルを改善し、安定を維持していくことを断固として支持し、愛国者を主体とした"澳門人による澳門管理"、高度の自治を断固として実施することを支持し、祖国を愛し、澳門を愛する旗印の下に最も幅広い団結を実現していくことを支持する」と述べた。
また、胡錦涛主席は、祖国内地の改革開放の成果を紹介したあと、「祖国内地の改革開放と現代化建設は絶えず進んでおり、これは澳門の発展により強力な原動力をもたらし、よりよいチャンスを提供するだろう」と強調した。
また、何厚カ行政長官はその挨拶で、「澳門特別行政区はこれからも、国を愛し澳門を愛し、住民を最優先するという精神にのっとって、澳門の各分野の活動を立派に行い、"一国二制度"という偉大な事業により充実した内容を添え、国と民族及び全澳門市民の特別行政区に対する心からの期待に応えていく」と述べた。
なお、この歓迎晩餐会には、澳門特別行政区政府の主な職員、行政委員会委員、立法議会議員、澳門各界の著名人とその他来賓が出席した。なお、胡錦涛国家主席は、歓迎晩餐会に先立って、澳門特別行政区政府の主な職員と会見した。
「CRI」より 2004/12/20
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