中国、郷鎮企業が今年も引き続き増加

         


 中国農業省が19日明らかにしたところによりますと、今年郷鎮企業は健全で好調な増加を続けており、年間生産高の増加額は去年同期より12%増の4万1000億元に達する見込みです。

 農業省の範小建次官は、「社会主義市場経済体制の確立を加速し、全面的に小康社会を建設する新しい時期に、中国の郷鎮企業は依然として重要な役割を果たしている。実践が証明しているように、郷鎮企業がよく発展しているところは農村の労働力をうまく移転させたところであり、中国は郷鎮企業がより多くの農村労働力を吸収することを引き続き奨励する」と述べました。

 郷鎮企業はすでに、中国経済の重要な支柱となっています。去年、郷鎮企業が上げた年間生産高の増加額はGDP・国内総生産の31%を占め、そこに吸収された農村の残余労働力は全農村労働力の3割を占めるとのことです。

                            「CRI」より 2004/12/20