外交部の劉建超報道官は21日、北京での定例記者会見で、日本が李登輝の訪日にビザを発給したことについての記者の質問に答えた際、「中国側は、日本が李登輝の訪日を許可したことに強い不満を示しており、この過ちを改めるよう再び日本政府に要求する」と表明した。
劉建超報道官はその際、「中国側は、李登輝の日本訪問の政治的意図が非常に明らかなもので、つまりその国家分裂活動のために頼みの綱を探すと共に、外部の条件を作ろうとしていると考えている。日本側はこれに対して、わかっているはずだが、中国政府の厳正な交渉や断固とした反対を顧みず、李登輝にビザを発給したことは他でもなく、意地を張って、李登輝が日本に赴いて国家分裂の活動に従事することを許すことだ。この事件は中日関係にとって非常に不利である。中国側は、歴史問題や台湾問題など一連の中国の切実な利益に関わる重要かつ敏感な問題で、中日関係の大局から出発して正しい立場を取り、正しい決定を下すよう日本側に期待する」と述べた。
「CRI」より 2004/12/22
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