深センの地下鉄が開通

         


 12月28日午後17時、深セン地下鉄の第一期プロジェクトが完工し、テスト運営が始まった。これまで、4年間の困難に満ちた工事を経て、深センは北京、上海、広州についで、中国大陸部の四番目の地下鉄のある都市となった。

 深セン地下鉄の第一期プロジェクトは深セン市初の国家重点プロジェクトでもあるし、深セン市ができてから最大の都市建設プロジェクトでもある。同プロジェクトは1号線の東区間と4号線の南区間からなり、20の駅があり、全長21.866キロで、投資総額は115.53億元。深センの地下鉄は羅湖駅と皇崗駅で香港側と繋がり、羅湖駅はアジア一の乗換駅となり、4層からなる交通層が汽車、地下鉄、バス、タクシーと人を分流させることとなっている。皇崗駅と香港との連結工事は2007年に皇崗共同検渡検査ビルと同時に着工される予定。

 そのほか、深セン地下鉄の全線のプラットフォームには遮断   システムを取り入れることになっており、これは国内の他の地をリードしている。地下鉄駅には公衆トイレが設置されることになっており、これは世界でも珍しいことである。

                         「チャイナネット」 2004/12/29