全国政治協商会議の徐匡迪副主席は28日北京で、「中国各クラスの政治協商会議は、提案活動の実施に力を入れ、これを政府の民主的、かつ科学的な政策決定における重要なルートとしていくべきだ」と強調した。

　政治活動などに対し提案を行なうことは、政治協商会議委員が政治に参与する主要方式であるが、各委員は、中国の各事業と民衆が注目する問題について調査と研究を行い、これを基に、提案という形で、政府部門の活動に対して意見を出すのであるが、徐匡迪副議長はこれについて、「この活動は、政治協商制度を堅持し、その健全化をはかっていく上での重要な手段であり、政治協商会議が、政治の協商、民主的な監督、政治への参与などを実施する重要な方式である。政治協商会議の委員たちは、経済と社会の発展過程における重要問題、大衆が注目する諸問題などをめぐり、調査と研究を地道に行い、内容の充実した提案を多く行なうべきだ」と述べた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「CRI」より　2004/12/29