中国の杜青林農業部長は、このほど北京で開かれた全国農業会議で「今年中国の食糧生産は、去年より380億キロ増え、史上最高を記録した」と示した。
それによると、今年中国は一連の農業を支持する政策や措置を講じて、農業の総合的な生産能力を高め、食糧の増産と農民の増収を確保した。そのうち、農民の税金や費用の減免と、食糧栽培農民への手当てなどの措置によって、農民の食糧生産の意欲が向上し、全国の食糧作付け面積と投入が著しく増えた。今年の食糧生産は、4億7000万トンに達し、今年初めの目標を大きく上回っているという。
杜青林農業部長は、「食糧生産による収入の増加や牧畜製品の価格の向上によって、今年農民一人当たりの年間収入の伸び率は、6%を超え、1997年以来農民の増収が最もよい年となった」と明らかにした。
「CRI」より 2004年12月30日
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