このほど、中国発展改革委員会の馬凱主任は、2005年は国内には経済成長を制約する際立った問題が6つの面に現れると分析した。
この6つの面は以下の通り。
1、 来年は食糧のさらなる増産が予測されているが、農民のさらなる増収は難しくなっていること。
2、 国内の全般的な投資規模は依然として拡大しつつあり、各地で衝動的な投資傾向が強まっているが、一部の業界では過度投資のリアクションが現れてくる兆しがあること。
3、 来年石炭、電力、石油、運輸の需要の緊迫感が依然として際立ち、なかでも石炭の過度の採掘が最大の問題であること。
4、 商品価格の上昇という大きなプレッシャーに直面すること。
5、 社会諸方面の矛盾を軽視してはならないこと。
6、 経済の健全な発展を阻害する深層の矛盾がいまだに解決されておらず、経済構造には不合理な面があり、経済成長方式が粗放的で、体制・制度の改革が遅れており、これらの問題が解決されない限り、経済の運営に不健全で、不安定な要素が再び現れる可能性があること。
「チャイナネット」 2004年12月30日
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