「納税額上位100社」発表 トップは大慶油田


 「中国税務誌」が、国家税収主管部門のデータに基づき毎年発表している「納税額上位100社ランキング」の2003年度版が、12日に発表された。上位100社の納税額の合計は、前年度比30.47%の大幅増となり、2421億4700万元に達した。

 トップは大慶油田責任公司(186億300万元)で、4回目の首位。以下、2位から5位は上海煙草集団公司、玉渓紅塔煙草集団公司、国家開発銀行、中国石化勝利油田公司――の順だった。

 業種別に見ると、タバコ業界が依然として国の一大税収源であることがわかる。今回もタバコメーカー34社がランクインしており、納税額は計850億6400万元に上った。自動車メーカーは上海VW、上海GM、一汽VW、広州ホンダ、神龍汽車、重慶長安――の6社がランクイン。鉄鋼業では10社がランクインし、鉄鋼各社の平均納税額は前年度比49.48%増となった。鉄鋼業界の急成長は、固定資産投資の急伸に負う部分も大きい。

 今回のランキングには、14社がランクインした北京市を筆頭に、全国26の省・自治区・直轄市の企業が名を連ねた。

         「人民網日本語版」2004年9月13日