上海 義務教育の年限を14年間にする計画


 このほど、上海市人民政府初のオンライン記者会見の場で教育分野の問題がホットな話題となった。上海市科学委員会・教育委員会の王奇副主任によると、上海で最初の台湾ビジネスマン子弟向け学校についての実地考察と評価が終わり、関係資料が国家教育部に送られ、現在、教育部の回答を待っている。

 同氏によると、大学入学試験の改革案も調査研究をふまえて、鋭意すすめられている。大学入試の改革は非常に慎重、キメ細かい仕事で、上海市の高等教育と基礎教育にかかわるものでもあるので、非常に重要である。中国共産党上海市委員会と市政府の指導者も強い関心を寄せている。改革の具体的なタイムテーブルは未定であるが、いったん機が熟せば、社会に向けて公布し、テストを行う予定。市民は上海市教育試験研究院に提言することができる。

 上海市科学教育委党委員会の兪国生副書記によると、先般、同市の教育事業についての会議の席で、「五年間の努力を通じて、上海市の教育現代化をまっさきに実現させる」との目標を提出した。そのうち、上海市の義務教育の年限を14年にすることも考えられているが、今後毎年の年度教育事業の目標と任務を実施するにしたがって、次第に形成させることになっている。

         「チャイナネット」 2004/09/13