中国国務院三峡ダムプロジェクト建設委員会によると。現在、山峡ダムプロジェクトの貯水、通航、発電という一部の目標がすでに実現され、その綜合的効果は日増しに顕著に現れているという。

　三峡ダムプロジェクトは中国の一番大きいな川である長江に建設された中国最大の水利プロジェクトで、1994年から建設を始めた。これまでに、発電所の発電量は合わせて360億キロワットアワーに達した。これによって、東部地区と南部地区の電力不足の圧力が当面ある程度緩和された。また、三峡ダムは去年の増水期に5億立方メートルの洪水を成功裏に塞き止め、長江中流・下流地区の洪水の圧力を軽減した。

　中国国務院三峡ダムプロジェクト建設委員会の責任者によると、現在山峡ダムプロジェクトの建設に使われた投資額は1000億元を上回っており、ダム地区の生態整備と環境保護は着実に進められているという。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「CRI」より　2005年1月4日