04年、中国と関連諸国及び地域との自由貿易区設置で進展

 


 中国商務部が4日発表したところによると、昨年中国と関連諸国及び地域との自由貿易区設置をめぐる諸活動が進展をみせている。

 商務部関係者は、これについて「昨年中国ーASEAN自由貿易区設置プロジェクトは全面的に始動し、中国ー南部アフリカ関税同盟及び中国とチリ、中国とニュージーランド、中国と湾岸協力委員会とのそれぞれの自由貿易区設置をめぐる交渉も始まった」と述べた。

 また、専門家は、「中国とこれらの国や地域の経済グループとの自由貿易区の設置は、二国間の経済協力と貿易関係の安定的かつ持続的な成長を後押しする役割尾発揮すると明言している。このほか、去年1月に正式に実施されたCEPA・中国大陸と香港・マカオとの経済貿易緊密化協定も大陸と香港、マカオ地域との経済協力と貿易関係の発展を推進した」としている。

 尚、WTO・世界貿易機関によると、これまで各地域の経済グループ域内貿易額はすでに世界の貿易総額の50%を占めたという。

                         「CRI」より 2005年1月5日