「グリーン五輪」の北京の緑化面積の目標が前倒し達成


北京市林業局はこのほど、2004年度北京緑化状況レポートを公表し、北京の約50%の面積が緑化地帯によってカバーされており、一人当たりの緑化面積は45uに達していることを明らかにした。

北京五輪の企画では、緑化地帯のカバー面積が50%に達することは重要な指標であるが、この目標が前倒し実現されることになった。しかし、森林の樹種の構成がまだ合理化されていないため、森林の生態系、経済面などのプラス面がまだ十分に引き出されていないという問題も見逃せない。今後、森林の質の向上、樹種の合理的な配置などが緑化の重点となると見られている。

北京市の今年の企画によると、200ヘクタールの緑化地帯、20ヶ所の景観通り、20ヶ所の庭園式コミュニティなどが建設される予定である。

                         「チャイナネット」2005年1月12日