中国とポルトガルが13日共同プレスコミュニケを発表し、「双方は、両国の各分野、特に経済分野での関係を強め充実していくため共に努力する」と表明しあった。
このコミュニケは、「双方は、1979年の国交樹立以来の両国関係の発展を高く評価し、ハイレベルの相互訪問、二国間の接触と経済、文化及び科学技術の協力を通じて、双方の関係を一層強化していくことを表明し合った。双方は、EUによる対中国武器売却禁止令のいち早い解除は中国と欧州連合(EU)との政治関係を強固なものにしていく上で意義があると表明した。また双方は、EUが中国の市場経済的地位を承認することは、中国とEUとの全面的な戦略的パートナーシップの深化に重要な意義を持つと強調した。中国とポルトガルは更に、人権の促進と保護の重要性を改めて強調し、EUと中国のこの分野におけるこれまでの対話の重要性を再度強調した」としている。
このコミュニケはまた、「ポルトガル側は、中国が市場経済を発展させる動向を高く評価し、更に、一つの中国の政策を支持し、"台湾独立"をもたらすいかなる一方的行動にも反対する」としている。
「CRI」より 2005/01/14
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