北京オリンピックのスローガン応募10余万件


北京オリンピック組織委員会によれば、北京2008年オリンピックのスローガン募集作業を開始して半月間で3000余通の手紙、4212件のeメールによる応募があり、応募スローガンの数は10万件を超えたとのことである。

北京オリンピック組織委員会文化活動部責任者によると、上述の数字は11日時点の統計である。

今回の募集活動は1月31日が締め切りで、推薦のピークは月末まで続くと見られている。推薦作品の郵便物は中国国内各省、自治区、直轄市、香港特別区など広範な地区から来ている。また、今回の募集活動に対してアメリカ、イギリス、フランス、日本、韓国、キューバ、ノルウェイ、ブラジルなどの有志からの参加もあり、次々に推薦作品が届いている。

スローガンの文字は中国語を主体としているが、英語、フランス語、スペイン語を使用したものもある。1月1日に募集活動を開始して以降、オリンピック・スローガン募集弁公室には毎日問い合わせ電話が殺到し、多くの北京市民がわざわざ募集弁公室まで応募作品を届けに来ている。

知るところによると、応募作品の中には中国人民のオリンピック開催に対する歓喜を表したもの、北京オリンピックに対する熱い希望を言葉に託したもの、多元的文化の融合に対する憧憬を形象化したものがあり、斬新な構想、優美な文字も少なくないという。現在、応募作品の分類、登記作業が進行中である。

                       「チャイナネット」 2005/01/17