商品市場と消費の需要における7つの特徴と6つの趨勢


商務部発表の最新データによると、2004年の全国商品市場の状況は良好で、次のような7つの特徴を呈している。

一、 市場における販売の規模に大きな突破が見られ、年間売上げ額は5兆元を超えた。

二、消費構造が引き続きグレードアップしている。

三、需給関係が改善され、商品市場の需給における矛盾が緩和されつつある。

四、食糧、副食品の価格が高止まりを続け、安定の傾向にある。

五、業種の集中度が高められ、対外開放がさらに拡大し、電子商取引、チェーン店、物流や配送などの現代流通方式が引き続き発展を遂げている。

六、東部沿海地域の牽引的役割が顕著になった。

七、国際市場を利用して、国内市場のバランスを調整する能力が強化された。

また、国家情報センターによると、2005年の消費需要は2004年年末の急速に伸びる勢いを保ち続け、次のような6つの趨勢を呈すると予測されている。

一、 商品小売価格の値上がり幅は2004年よりやや低いものとなるが、その貢献度は高められる。

二、農民の増収の状況が良好であるため、農村での消費に段階的な進歩が望められる。

三、サービス業の価格上昇と消費パターンのグレードアップにより、サービス業における消費の比率が大幅に上昇する。

四、乗用車と住宅の消費が分化し、年間を通して、乗用車消費の伸び幅より、住宅消費の伸びが速くなる。

五、小幅の利上げが予測され、貯蓄と消費が人々の財布の中味を争い合うことになろう。

六、小売販売業の対外開放の最初の年で、内外の投資競争が激しくなり、消費者の受益が増大する。

                    「チャイナネット」 2005/01/18