政府系のインターネットサービス機関、中国インターネット情報センター(CNNIC)は19日、「第15次中国インターネット発展状況統計報告」を発表した。報告によると、2004年末時点での中国大陸部のインターネット利用者は9400万人(前年比8%増)、うちブロードバンド利用者は4280万人に達した。ネット接続可能なパソコンは4160万台(同14.6%増)。利用者がネットでよく検索する情報は、教育関係(29.3%)、自動車関係(13.8%)、就職情報(24.2%)――など。サービス面では、電子メール・検索エンジン・オンラインバンキング・オンライン取引・ネット広告・ニュース・オンラインゲームなどが急伸している。
1週間の平均接続時間は13.2時間で、半年前に比べ0.9時間増えた。毎月の接続費用は50元以下が31.2%(前回調査時は26.9%)だった。利用者の月収は1千元以下が53.2%(同55.3%)、1500元以下が69.9%(同68.5%)、2千元以下が80.6%(同79.1%)。また、インターネットを利用しない人の主な理由は「パソコンやネットがよくわからない」が40.1%、「インターネットに接続する機器がない」が23.1%だった。
「人民網日本語版」 2005年1月20日
|