国家民族事務委員会によると、中国の少数民族地域の貧困人口は1994年の4500万人から現在の1304万人に減少した。ジーヌオ族、プーラン族など人口の少ない民族は基本的に民族全体が貧困から脱出した。少数民族地域の貧困県における農民の純収入は1992年の404元から2003年の1340元に増えた。国は新疆、チベット、内蒙古、広西、寧夏の5つの自治区に総額の八分の一にあたる1102億元の国債資金を投下している。これらの資金は主に、農業、牧畜業、林業、水利、鉄道、道路などのインフラ施設の建設につかわれ、耕地を林地に戻す計画の実施、都市への供水、汚水とゴミの処理、人間と家畜の飲用水、農村における送電網と灌漑網の改造など人々の生活とかかわりのあるインフラ施設の整備に用いられることになる。
「チャイナネット」 2005/01/20
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