北京市の主要経済指標、10年来最高のレベルに


北京市工業促進局の程連元局長は先般、2004年の北京市工業の経済運営には高成長、高収益率、成長スポットの多様化、工業投資の増加幅が大きいなどを特徴とする構図が初歩的に形成され、主要な経済指標はすべて10年来最高のレベルとなったことを明らかにした。

伝えられるところによると、北京市の一定規模以上の工業企業(国有工業企業及び年間製品売上高が500万元以上の非国有工業企業)の2004年の増加額は1259.5億元に達し、合計19.9%増となった。昨年1−11月の北京市の工業企業全体の利益は266.7億元に達し、前年同期比39.7%増となり、実行ベース外資導入額は合計9.7億ドルで、同46.6%増となった。

北京市の工業企業の成長スポットの多様化の構図もすでに初歩的に形成されており、近代的な制造業を中心とする電子情報、自動車、機械・電子設備とバイオ医薬産業の4大産業の北京市工業増加額に占める比率は、それぞれ16.1%、9.8%、19.2%、4.6%となり、北京市工業増加額への貢献度は53.9%に達している。

このほか、北京市の工業においてはハイテク産業の発展と集約型経営の推進などでも大きな進展が見られている。

                        「チャイナネット」 2005年1月21日