中国人民対外友好協会は中国の民間外交の重要な団体として、中国人民と世界各国人民の友好を増すため、さまざまな分野で互恵協力を推し進め、長期にわたって多くの有用な活動をしてきた。同協会の陳昊蘇会長は19日、人民日報記者のインタビューに応じ、昨年の中国民間外交が得た成果と今年の活動についての考えを語った。一問一答は次のとおり。
――2005年における対外友好協会の活動で、どのような新しい構想がありますか。
今年は第二次世界大戦終結60周年、中国人民による抗日戦争勝利60周年、国連創立60周年に当たる。われわれはこれらに向けた記念活動を行い、新しい歴史的条件の下で一層の友好、協力、平和、発展の事業を推し進める。
今年はまたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)開催50周年を祝うイベントを行う。われわれはこの活動を積極的にこなし、広範囲な発展途上国の団結と協力のために貢献する。
対外友好協会は多角的な活動の中で、民間友好外交の展開を一貫して自らの活動の立脚点としてきた。過去5年間、われわれは世界都市・地方自治体協会調整機関(WACLAC)における活動で喜ばれる成績を収めてきた。私はWACLACのアジア太平洋地域の代表、世界副代表に選ばれた。われわれは今年、北京でWACLACの世界執行委員会会議を主催する。これも一つの重要な仕事だ。
われわれは今年、友好都市会議を開く。友好都市活動の経験をまとめ、国際友好都市活動の健全な発展を推進したい。このほか、われわれはタイや欧州連合(EU)との関係正常化30周年記念活動を行わう予定で、第3回ラテンアメリカ対中友好組織大会も現在、計画中だ。
「人民網日本語版」 2005年1月21日
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