浙江省税関公表の最新の統計データによると、2004年に浙江省は8億足(総額が19.5億j)の靴を輸出し、前年同期比それぞれ24.7%、30.2%増となった。
2004年における浙江省の私営企業の靴の輸出額は82.9%増(省全体の増加率が30.2%)で、6.5億jに達し、浙江省輸出総額の33.6%を占めるものとなった。
2004年の浙江省の靴輸出は数量が多いにもかかわらず、低価格のものばかりだった。ゴムやプラスチック製の靴が輸出される靴の大部分を占めていたからである。2004年のゴム、プラスチック製の靴の輸出量は7億足、輸出額は15.5億jに達し、輸出総量の87.4%、総額の79.2%を占めることとなった。平均価格は2.2jで、前年同期比2.5%増であった。革靴の輸出量は6000万足、輸出額は3.5億jで、靴輸出総量の7.1%、輸出総額の18.2%を占めることとなった。革靴の価格は平均6.2jで、前年同期比15.8%増であった。
このデータによると、2005年1月1日以降、EUは靴の輸入割当を取り消した。これは中国の輸出にとって朗報であるが、中国からEUへ輸出されている靴は安価なもので、量も多く、輸出量を拡大する同時に、EUがWTOの規則を利用し、特殊な貿易保護の措置を取り、中国の靴輸出を抑えることに対する警戒心を高めなければならない。
「チャイナネット」 2005/01/21
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