中国医学科学院血液学研究所・幹細胞工学技術研究センターは、新たな幹細胞因子「ヒト血液血管細胞生成因子(HAPO)」を世界で初めて発見した。同研究は、1986年3月に始まるハイテク研究発展計画「国家863計画」の重要科学技術プロジェクト基金の支援を受けている。HAPO発見は、このほど開かれた天津市科学技術活動会議で発表された。
幹細胞技術は、血液病の治療だけでなく、心臓疾患、脳疾患、血管性疾患、糖尿病、脊髄の損傷、パーキンソン病、痴呆症など、さまざまな治療への応用が期待される。
「人民網日本語版」 2005年1月24日
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