中国中央テレビ局(CCTV)の関連報道によると、中国科学院、国家測量製図局は2005年の3月20日から6月20日にかけて、中国の青海・チベット高原のチョモランマ峰地域に対する総合科学考察を共同で実施し、それと同時に、チョモランマ峰の標高を改めて測量する計画をも明らかにした。
1959年、1966年、1975年に、中国はこの地域に対し、三回の大がかりな科学調査を行い、今回は四回目。今回の調査はチョモランマ峰地域の大気物理と大気の化学成分、氷河の変化、生物多様化・生態環境の変化、地質・地球物理などの観測を通じて、同地域が過去30年間に、グローバルな範囲での温室化によってもたらされた影響を研究内容としている。
そのほか、国家測量製図局は中国女子登山チームとタイアップして、レーダーやGPSなどの技術を利用してチョモランマ峰の標高を改めて測量することにもなっている。
「チャイナネット」 2005/01/25
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