伝えられるところによると、 投資総額が約750万ドル、発電ユニット総出力が1000キロワットの中国最大の太陽光エネルギー発電システムがこのほど、深センで営業運転に入った。
この太陽光エネルギー発電システムは深セン国際庭園花卉博覧パークのシンボルとしての建物の屋根に設置されており、ソーラーパーネル設置面積は5325平方メートルに達している。この太陽光エネルギー発電システムが稼動したことにより、毎年二酸化炭素約170トンの排出減となる。
太陽光エネルギーは使い切れることがなく、安全で、クリーンで、理想的な再生可能エネルギーである。現在、世界の太陽光エネルギー発電技術は日増しに成熟して、2004年の世界全体の太陽光エネルギー発電システム総出力はすでに100万キロワットを上回っている。最新の世界エネルギー統計データでは、太陽光エネルギー発電産業はここ5年以来、年平均30%以上の伸びを見せている。中国では太陽光エネルギーが豊富で広い範囲で利用することができ、太陽光エネルギー発電の発展の潜在力は極めて大きいと見られている。
伝えられるところによると、この太陽光エネルギー発電システムのプロバイダーは世界最大の太陽光エネルギー関連製品の生産・販売企業の1つである。同プロジェクトは4000以上の近代的な単結晶シリコンと多結晶シリコン・モジュールを利用し、太陽光エネルギーを電気エネルギーに転換し、深センの電力ネットワークと連結して送電している。同太陽光エネルギー発電システムは毎年約100万キロワットの電力を電力網を通して送電することが可能。これは世界でも数少ない1000キロワット級の大型太陽光エネルギー発電システムのひとつとなっている。
「チャイナネット」 2005年1月26日
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