国家統計局の最新統計によると、中国の昨年の工業生産総額(付加価値ベース)は6兆2815億元(前年比11.5%増)だった。固定資産投資額は7兆73億元(同25.8%増)で、増加率は前年に比べ1.9ポイント下がった。
国家統計局が25日に発表したデータによると、売上高500万元以上の工業企業は、生産額が前年に比べ16.7%増加した。増加率は前年よりやや低下した。生産量の増加率は、原炭が15%、発電量は14.9%、鋳鉄は24.1%、粗鋼は23.2%、鋼材は23.5%。自動車の生産台数は520万台(同14%増)だった。工業企業の損益相殺後の利益は1兆1342億元(同38.1%増)。
同局は固定資産投資について、伸びが減速しつつあるとの見方を示している。固定資産投資の昨年の増加率は、第1四半期が43%、上半期が28.6%、1〜9月は27.7%。うち都市部の固定資産投資額は5兆8620億元で増加率は27.6%、農村部の増加率は17.4%だった。
「人民網日本語版」 2005年1月26日
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