中国とチリは25日、北京で自由貿易区設置に関する一回目の交渉を始めた。両国の貿易高官は交渉の中で、ともに「双方は中国とラテンアメリカ地域の経済貿易の発展に力を入れる」と強調した。
中国の易小準商務部長補佐によると、ここ数年来、中国とチリの経済貿易関係の発展は速く、04年だけで二国間貿易額は53億ドルを超え、一昨年の同期より5割以上を上回った。また、自由貿易区形成後、二国間貿易額は各自の国での貿易額に占める割合はさらに拡大され、チリも中国とすべてのラテンアメリカ諸国との経済貿易の架け橋になると期待されている。
交渉に参加したチリの外務省経済担当の高官は、「チリは最初に中国と自由貿易区の交渉を行うラテンアメリカの国である。双方の交渉は中国がその他のラテンアメリカ諸国と経済交流を行う際に手本の役割を果たすだろう」と語った。
「CRI」より 2005年1月26日
|