外交部の孔泉報道官は27日の定例記者会見で、2月4、5の両日にロンドンで開かれる7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の拡大会合に、中国から財政部の金人慶部長と中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が出席し、人民元為替レート問題を含む中国の経済情勢問題について各国と意見を交わすと述べた。記者との一問一答は次のとおり。
――米国のブッシュ大統領は26日、人民元の為替レート問題がG7の主要議題となるだろうと発言した。これにどう論評するか。
G7会合はロンドンで開かれる予定で、財政部の金人慶部長と中国人民銀行の周小川総裁が出席する。実際、彼らは前回米国で開かれたG7会合にも出席している。会議の議題は現在の世界経済の主な問題とその他の共に関心のある問題について意見交換し、意思疎通を図り、理解を深めるものだ。人民元為替レートの問題について、中国と米国との間では事実上、これまで1年もの長い時間をかけてずっと話し合いを続けてきた。もしG7と中国の財政部長・人民銀行総裁との会議でこの問題が再び取り上げられるのならば、金部長と周総裁はG7各国、および国際社会に今の中国の経済情勢と直面している問題、さらに中国政府のこの問題における主張と見方を一歩進んで説明するだろう。
「人民網日本語版」 2005年1月28日
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