2005年 鉄道の大規模建設が全面的に始まる


先般、国家発展・改革委員会下の経済体制・管理研究所主催の「科学的発展観を貫徹し、鉄道建設を加速する」をテーマとするハイレベル・シンポジュウムの席で、2005年以降中国の鉄道の大規模な建設が始まり、この企画には、58の新企画プロジェクトと48の着工中のプロジェクトが含まれ、基本建設の投資は1000億元を上回ることが明らかにされた。

2004年に国務院が審議、批准した「鉄道ネットの中長期企画」によると、2020年には、鉄道の運営距離数が当面の7.4万キロから10万キロまでに増える見込みだが、この目標を達成するためには、20000億元の投資が必要となる。

社会と経済の目覚しい発展にしたがって、石炭、電力と石油製品の輸送の矛盾が国民経済における目立った問題となっている。近年、自動車道路輸送と民間航空には著しい改善が見られるが、鉄道輸送率が長期にわたって緊迫状態にあり、国民経済の発展よりずっと遅れている。国民経済の中長期発展企画と「『ややゆとりのある社会』を全面的に建設する」目標の一構成部分として、鉄道建設は大発展を遂げ、飛躍的な発展を遂げなければならない。

専門家たちは「中国はなるべき早く技術基準、特に旅客専用線の技術基準を制定し、充実させなければならない。そして、投資・融資体制の改革を積極的に進め、鉄道建設が社会の資金を引きつける力を強くし、中国独自の高速軌道交通のイノベーションシステムを形成しなければならない」と語った。

                       「チャイナネット」 2005/01/31