中国銀行筋が明らかにしたところによると、昨年の同銀行の企業向けネットバンクサービス取引総額は1兆3468億元に達し、同銀行の国内の為替業務総量の15.79%を占め(前年比612%増)、送金件数は115.09万件に達した(同280%増)。これまでのところ、企業向けネットバンクサービスはすでに500余りの海外拠点と国内のすべての金融ネットワークをカバーするに至っている。金融、電気通信、石油加工、自動車、タバコ、航空、IT産業などの1万以上の多国籍企業やグループ企業が同銀行の企業向けネットバンク業務の得意先となっている。
企業向けネットバンクが17の海外拠点で構築を開始し、全面的に導入され、海外ネットバンクサービスが逐次実施されることによって、中国銀行CA認証センターは今年、海外でデジタル認証サービスを提供する最初の国内金融機関となる。その時になれば、中国銀行は国内で最初の海外ネットバンクサービスと海外現金管理サービスを提供できる商業銀行となる。同銀行のネットバンク業務のレベルもいっそう向上することになると見られている。
「チャイナネット」 2005年2月1日
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