中国の中央銀行である中国人民銀行が31日に発表した貨幣政策報告書によると、中国は引き続き金利の市場化改革を安定的に推し進めていくという。
この報告書は、「金利の市場化目標の達成にはあるプロセスが必要である。中国の金利の市場化改革の初歩的構想は、金融機構の貸付金利の変動政策を統一すること、関連法規を改正し、金融機構の預金と、商品代金金利の決定メカニズムを健全化すること、中央銀行の金利コントロールシステムを構築し、健全化することである。また、金利水準決定における透明度を高めるため、金利水準の定期発表メカニズムを確立することも検討されている」としている。
「CRI」より 2005年2月1日
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