中国政府は今後5年間に青海チベット高原の湿地保護区の建設に75億元を拠出することを決定した。
これは中国国家林業局が2日北京で行なわれた『世界湿地デー』を祝う活動で明らかにしたものである。
紹介によると、まもなく建設されるこの湿地保護区は青海チベット高原の河川の源流にあり、その総面積は15万平方キロにわたる。この保護区の建設は主として、湿地生態の機能を回復し、保護することであり、また生態移民や農民牧畜民の定住と生産転換への指導、湿地の開墾の停止などの措置を通じて、この地区の生態システムの良性的循環を確保することにある。
国家林業局の責任者は、「青海チベット高原はアジアの主な河川の源であるため、この湿地保護区の建設は周辺諸国と地区の生態安全にとっても非常に重要な意義がある」と述べた。
「CRI」より 2005/02/03
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