開放・導入 中国の報道・出版業が海外市場を目指す


2004年12月11日で、中国がWTOに加入してから三年が過ぎたことになる。昨年、中国の図書、新聞、雑誌の市場が外資に向けて全面的に開放され始めた。通年、海外資金を投入した図書、新聞、雑誌の外国業者向け14社、印刷企業は55社、外国の出版社と合弁について合意した雑誌は8種、投資総額は1.33億jに達した。

国外の資金や経営パターンを導入しながら、中国の報道・出版業は積極的に海外市場に進出することとなった。「本・平和」をテーマとする第11回北京国際図書博覧会が成功裏に開催され、42の国・地域の500社以上の国際出版グループを招致し、参観者の数は10万人を上回り、出版許認可や出版権取引についての取り決めや合意の件数は8250に達した。中国が主賓として参加した「中国・フランス文化年」の諸行事のうち、「フランス図書サロン」は特に注目の的となっている。

2004年に、中国の報道・出版業はさらに目覚しい発展をとげ、産業全体の工業生産額(付加価値ベース)は1939.7億元となり、全国GDPの1.7%、サービス業の工業生産額(付加価値ベース)の5%を占めるに至った。大まかな統計によると、2004年までの時点で、中国の報道・出版業の総資産は2000億元を上回り、売上総額は1600億元に達した。 

                        「チャイナネット」 2005/02/05