中国海洋石油有限公司(中海油)と米系石油・天然ガス企業のKMG(Kerr−McGee)中国石油有限公司は5日、両社が珠江河口に近い南中国海の海底で大規模な油田探査開発を共同で行うことを発表した。中国と米国の企業が中国の海底油田を共同開発するのは初めて。
関係者によると、油田を探す地点は香港の南東350キロに位置する43/11海域。水深は1500―3000メートル、面積は9729平方キロ。
契約によると、KMG社が探査期限内に地震データを収集するとともに、ボーリング調査で油田を試掘する。KMG社は探査期限の第1段階の探査費用を100パーセント負担する。中海油は契約区域内で発見された商業用石油・天然ガスのうち最大で51パーセントの権益を得る。
「人民網日本語版」 2005年2月7日
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