北京の04年工業生産総額、96年以来の伸びに


北京市統計局が5日に発表した統計データによると、市内の一定規模以上(国有系企業または売上高500万元以上の非国有企業)の工業企業は、2004年の工業生産総額(付加価値ベース)の合計が1259億5千万元(前年比19.9%増)となり、成長率は1996年以来の最高水準に達した。

一定規模以上の企業の生産額は、北京市の企業のうち最多の割合を占める652億9千万元(前年比17%増)に達し、成長率は前年より5.7ポイント上昇した。成長率が最も高かったのは外資系企業で、生産額は474億8千万元(前年比24.9%増)、成長率は12.9ポイントの上昇だった。

北京市の工業生産額の増加を牽引したのは、急成長した石油化学工業や建材業界だ。中でも石油加工・コークス製造業・核燃料加工業の成長率は44.9%、化学原料・化学製品製造業は23.8%、非金属鉱物製品業は23.8%に達した。

                「人民網日本語版」 2005年2月7日