山東省は地元の資源が欠乏している現状の下で、開墾や整備、再開墾など積極的な措置を通じて、土地の潜在力を掘り起こし、昨年は新たに2万fの耕地を増やした。
同省の国土資源庁耕地保護処によると、昨年には合わせて163の開墾プロジェクトを手配された。総投資額は33億2900万元で、開発面積は14万7400fに達している。これらのプロジェクトは年内に全部完成する予定。
昨年は、国の農業助成政策の実施により、食糧価格上昇の影響を受けて、農民の作物作りに対する意欲が高まり、各地では荒地開墾がブームとなっている。黄河デルタは山東省土地資源備蓄量の最も豊富な地域で、東営市は約2.2万fのアルカリ性の土地の開墾を計画し、合わせて5760万元の資金を投入し、「土地の上では農業、水の中では漁業」と二つのパターンで開発を行い、「政府による統一の企画、農民の自由意志による投資、村クラス政府による組織と実施」という新しいメカニズムを模索している。広はんな農民の参与意欲を引き出すため、アルカリ性の土地を開墾する農民に資金面で助成している。
山間部にある蒙市は農民の荒地開墾を奨励すると同時に土地の開発整備に資金を投入し、荒れ地や廃棄された採鉱区、レンガ焼成工場などで総合的な開発整備を行い、累計8000万元あまりの資金を投入し、すでに約5000fの土地を整備し、1330f余りの耕地を造成した。
「チャイナネット」 2005/02/16
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