測量・製図担当部門である国家測絵局は17日、世界最高峰の珠穆朗瑪(チョモランマ、エベレスト)の再測量に向け、同局第1大地測量隊が準備を進めていることを明らかにした。計画によると、測量隊は3月に西蔵(チベット)自治区の29カ所で観測を実施。4月には同峰にベースキャンプを設営し測量。5月に山頂へ登攀し、GPS測量を行う予定だ。
中国は1966〜1998年の間に、同峰標高の測量を4回実施。1975年には公式数値を8848.13メートルと発表している。同峰周辺ではその後の30年間、活発な地殻変動があったため、各国の登山隊や研究者による再測量や研究が続けられてきた。
「人民網日本語版」 2005年2月18日
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