中国の金人慶財政部長は21日北京で、中国を訪問したイギリスのブラウン財政相と会談を行い、「当面の世界経済の発展振りは比較的よいが、多くのチャレンジに直面していることから、中英双方は、財政金融分野での協力を一層強め、世界経済の発展プロセスにおける不安定要素を排除していくべきだ」と述べた。
金人慶財政部長はその際、「今年、中国は20ヶ国のグループ財政相・中央銀行総裁会議の議長国であり、イギリスは先進国首脳会議の議長国である。したがって中英両国は、疎通と協調を強め、以上のメカニズムがより大きな役割を果たせるようにしていくべきだ」と強調した。
双方は、中英両国は国連のミレニアム発展目標実現で多くの共通の認識を持っており、今後は国際的な発展分野での協調を強め、世界的な貧困扶助事業の発展を共に推進し、国連のミレニアム発展目標の実現に寄与するべきだとの点で一致に達した。
「CRI」より 2005年2月22日
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