中国、6カ国協議のいち早い再開に努めるよう各側に要求


外交部の孔泉報道官は22日北京での記者会見で、「朝鮮半島の核問題を巡る6カ国協議をいち早く再開させるため関係各側が共に努力するよう中国は希望する」と強調した。

中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長の朝鮮訪問及び6カ国協議についての記者の質問に答えた孔泉報道官は、「6カ国協議は複雑な過程であり、朝鮮半島の非核化を実現し、朝鮮半島の平和と安定を維持することは、関係各側の共通の認識であることから、これまで2年来、関係各側はいずれも建設的努力を払ってきた。いまの情況の下で、6カ国は規定の目標を堅持し、その実現のために一層の努力を払っていくべきだ。中国側は、関係各側、特に直接の当事側が、これを真剣に考慮し、誠意を表し、柔軟的な姿勢と問題を解決する忍耐力を見せ、また朝鮮側の注目点を適切に解決しなければならない」と述べた。

                          「CRI」より 2005/02/23