黄河水源地の「姉妹湖」が世界の重要湿地にリストアップ


以前から黄河の水源地の「姉妹湖」と言われてきた扎陵湖と鄂陵湖はこのほど国際湿地公約組織の批准を受け、世界の重要湿地リストに組み入れられた。国家クラス自然保護区にあるこの二つの湖は、海抜4500bほどの黄河の水源地に位置し、青海省果絡チベット族自治県にあり、黄河水源地の域内で自然に形成された二つの淡水湖である。

「姉妹湖」の重要湿地指定により、青海省には3カ所の世界重要湿地が存在することになった。現在、青海省は三江(長江、黄河、瀾滄江)の水源地などで4カ所の湿地保護区を設
置し、総面積は1580万fに達し、青海省の面積の22%を占めるものとなっている。

                       「チャイナネット」 2005/02/24