投資総額8億元の最初の民間資本参入の鉄道が年内に着工


伝えられるところによると、 鉄道投資政策の緩和を受けて、ある民営企業が鉄道建設をめぐって鉄道部門と交渉に入っており、すでに衢州――常山鉄道プロジェクトの投資に関する合意に達し、現在、出資に関する細部の詰めの段階に入っているという。

同プロジェクトが最終的に実施されることになれば、中国で最初の民間資本参加の鉄道プロジェクトとなり、鉄道は民間資本が参入する最後の基盤産業となる。

衢州――常山鉄道は全長45キロメートル、概算投資額は7.75億元で、江西省九江市から浙江省衢州市に至る鉄道の一部で、九江―ー衢州鉄道は浙?線(浙江省と江西省をつなぐ鉄道)と京九線(北京――香港・九竜間鉄道)の2つの幹線鉄道の支線となっている。

昨年以来、中国鉄道部が数十の基盤建設プロジェクトを相次いで打ち出し、国内外のさまざまな資本を鉄道建設に導入することを明らかにしたため、民営企業も資本参加の熱意を示し、次々と鉄道部門と交渉に入ったが、現在のところ資本参加の合意に達したプロジェクトは上述のプロジェクトのみである。

                 「チャイナネット」 2005年2月25日