外交部の劉建超報道官は1日北京での記者会見で、「関係各側が真の誠意と柔軟性を示し、朝鮮問題を巡る6カ国協議のいち早い再開を促すよう中国側は期待している」と述べた。
劉建超報道官はその際、「朝鮮の最高指導者キム・ジョンイル氏は朝鮮を訪問した中国共産党中央対外連絡部の王瑞家部長に、朝鮮の核問題についての四つの立場、つまり、朝鮮側は、朝鮮半島の非核化を堅持し、対話を通じて関連問題の平和解決を主張していること、朝鮮側はこれまで6カ国協議に反対したことはなく、6カ国協議から離脱すると表明したことはないこと、もし、関係各側が努力し、第四回6カ国協議開催の条件が整えば、朝鮮側は交渉のテーブルに戻るということ、6カ国協議の各側がそれぞれ誠意を表明することという立場をはっきりと表明している。このように朝鮮の核問題は、6カ国協議の枠内で解決するしかなく、協議の根本的目標は、朝鮮半島の非核化を実現し、朝鮮半島の平和と安定を実現することである」と述べた。
「CRI」より 2005/03/02
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